東京都美術館 『ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展』 |
副題に「16世紀ネーデルラントの至宝―ボスを超えて」とある通り、ブリューゲルのみならず、彼が手本とした先駆者ヒエロニムス・ボスの油彩2点、そして彼らが生きた時代、16世紀ネーデルラントの絵画、版画、彫刻を全体で約90点の出品作でご紹介します。(展覧会HPより)
Ⅰ 16世紀ネーデルラントの彫刻
作者不詳 『十字架を担うキリスト、磔刑、十字架降下、埋葬のある三連祭壇画』(1500年頃)
Ⅱ 信仰に仕えて
ディーリク・バウツ 『キリストの頭部』(1470年頃)
枝葉の刺繍の画家 『聖カタリナ』(1500年頃)
枝葉の刺繍の画家 『聖バルバラ』(1500年頃)
Ⅲ ホラント地方の美術
Ⅳ 新たな画題へ
ヨアヒム・パティニール 『牧草を食べるロバのいる風景』(1520年頃)
マールテン・ファン・ヘームスケルク 『オリュンポスの神々』(1556年)
Ⅴ 奇想の画家ヒエロニムス・ボス
ヒエロニムス・ボス 『放浪者(行商人)』(1500年頃)
ヒエロニムス・ボス 『聖クリストフォロス』(1500年頃)
Ⅵ ボスのように描く
Ⅶ ブリューゲルの版画
Ⅷ 「バベルの塔」へ
ピーテル・ブリューゲル1世 『バベルの塔』(1568年頃)
※画像は展覧会HPからお借りしました。
木彫りの聖人像などあまり見たことのない作品もあり、なかなか面白かったです。絵画作品(特に版画)は緻密に描き込まれたものが多く、混んでいる美術館ではゆっくり鑑賞できなかったのが少し残念でした。
グッズ売り場で、「バベルの塔キャラメル」(324円)を買いました。中身は普通のキャラメルだけれど、台形の箱が可愛いのです。
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