国立新美術館 『マグリット展』 |
『空の鳥』(1966年)
有名な『大家族』に似ているけれど、よく見ると下の部分は飛行機の滑走路が描かれています。宇都宮美術館所蔵の『大家族』も展示されていました。
『恋人たち』(1928年)
マグリットがシュルレアリスムへと傾倒していった頃の作品。30歳頃です。
『野の鍵』(1936年)
1930年代に独自のスタイルを確立したそうです。
『不思議の国のアリス』(1946年)
第二次世界大戦中と戦後に様式が変化します。「ルノワールの時代」(1943-47)と呼ばれているそう。
『光の帝国Ⅱ』(1950年)
50代に入ってから1930年代に確立した様式に回帰します。同じ題名の縦長のバージョンを以前見たことがあります。
『ゴルコンダ』(1953年)
マグリットの展覧会は何回か行きましたが、この作品は初めて見ました。
※画像は展覧会HPからお借りしました。
個人的には50代以降の作品が好きです。展覧会では一番最後のコーナーになるけれど、ここが一番面白かった。マグリットのスタイルの変遷を見ることができて、なかなか面白い展覧会でした。
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